節分に馬石師匠を聴く
節分の本日は、第四回フランボヤン寄席「隅田川馬石の会」に行ってきました。
素敵なカフェの二階での会で、よくこういう会場が見つかったな、と驚き。
お席亭さんのセンスが光ります。
開口一番は金原亭駒松さん、大きな口が印象的な明るい高座。
馬石師匠は「初天神」と「火事息子」、間に挟まって春風亭正太郎さんが飛び入りで登場し、「引っ越しの夢」。
正太郎さん、「引っ越しの夢」のようなネタを嫌らしくなく聴かせるのは、品のある芸風がなせる技でしょう。会場がスッと正太郎さんの噺に寄り添っていくような空気が自然に出現しました。
主役の馬石師匠、「初天神」に度肝を抜かれました。子供が生意気を通り越して鉄火なキャラクターになっている。父親に向かって「申し訳ねえ」「何しやがんでえ」。こんな「初天神」は初めて聴きました。大笑いしました。
素敵な会でした。
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