馬石師匠の「おせつ徳三郎」
今席の鈴本は隅田川馬石師匠によるネタ出し興行。
4日目の今日は「おせつ徳三郎」ということで、我慢できずに出かけてきました。
出演者はトリの馬石師匠のほかに、雲助師匠、白酒師匠、龍玉師匠と五街道一門勢揃い。
龍玉師匠は手堅く「うなぎ屋」で場内をふんわりと穏やかな笑いの空気に変えます。
白酒師匠は「馬の田楽」。
師匠のこのネタは初めて聴きました。先日聞いた一蔵さんが全く同じ形だったので、おそらく白酒師から教わったのでしょう。
季節的なこともあるかもしれませんが、最近「馬の田楽」は良く聴きます。
流行なのかもしれません。
雲助師匠は「千早ふる」。雲助師匠の千早とか、たらちね、新版三十石とかを聴くのは寄席の大きな喜びの一つだと思います。
そのほか、歌武蔵師匠の「不精床」を聴けたのが嬉しかった。
さて、馬石師匠の「おせつ徳三郎」。長い噺なので後半の刀屋だけやるのかと思っていたら、花見小僧からの通しでした。
ところどころスリム化されていましたが、それでも40分近い寄席としてはかなり長いサイズ。
小僧が非常によく、また刀屋の主人も説教臭すぎず心地よく聴かせてくれました。
この中席はもう一度くらい聞きに行きたいですが、末広亭の菊之丞師匠の芝居もあるし、悩ましい限りです。
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