日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »
今回はいよいよ、実際の仕事旅行のプログラム内容についてご説明します。
まず株式会社ブリッジを訪問し、講師の佐藤さんにご挨拶をし、お互いの自己紹介を行います。
佐藤さんのプロフィールに関しては、後で何らかのリンクを張ります。
自己紹介のあとで一日のスケジュールを確認し、かつ僕の要望に合わせて微調整していただいたのですが、これについてはとてもフレキシブルでした。
自己紹介の段階で僕は会社員時代にある程度の基礎的な広報の知識は身に着けていることと、落語会とハンコ屋のPRに役立てたい旨を伝えていたので、その要望に沿った内容で進めていくことになりました。
例えばこれが、将来PR会社に転職したい方とか、あるいはPR担当志望の学生さんが相手の場合は、それに沿った内容に変えたりするようです。
まずは佐藤さんに僕があらかじめ用意していたハンコ屋と落語会のプレスリリースを読んでいただきました。
佐藤さんは特にハンコ屋の方に興味を持ってくださったようで、この商材をマスコミが興味を持って紹介してくれるにはどういったアプローチが良いか、一緒に考えてくださいました。
さらに今後メディアで紹介されるために、どんな媒体に向けてどういったネタで、どんな風にリリースを書くか、実際に練習してみることになり、30分くらいで一本のリリースを作成しました。
この体験は非常に面白かったです。
第三者の目から見て、自分の提供しているサービスにどんなバリューがあるのかを知るのは大切なことですし、また自分が伝えたいこととメディアが興味を持つことの間にどんなギャップがあるかなど、佐藤さんが現場で培った知識に触れることができたのはとても有意義でした。
本当であればここで実際に作成したリリースをお見せしたいのですが、まだ秘密にしたいので、代わりに三歳になる僕の姪っ子の可愛い画像を紹介します。
さてその後、佐藤さんのキャラバン(メディア訪問)に同行。
某S新聞社の編集部に、佐藤さんが担当している商品・サービスの説明をしに行くのに一緒に連れていっていただきました。
ちなみに佐藤さんが用意していたネタは婚活イベント情報、ヘッドフォン製品、健康トレーニングプログラムの3つ。相手は都市のトレンド情報を紹介する連載を持っている女性記者の方です。
佐藤さんが紹介した3つの商品はそれぞれ全く関連性のないように見えますが、脇で彼女のトークを聞いていると、すべてに「健やかに充実した人生を送るためのアイテム」というような共通点を見出せるように感じました。
同じ商品を紹介するのにも、様々な方向からアイテムに光を当てることができるのだな、と興味深かったです。
あと個人的には、会社員時代にイヤホン・ヘッドホン製品のマーケティングを担当していたことがあるので、発売前の新製品を見ることができて得した気分。
佐藤さんが僕のハンコ屋と落語会の紹介をする時間も作ってくださいまして、記者の方も両方興味を持ってくださったようで、これも貴重な体験となりました。
キャラバンのあとはランチタイム。
佐藤さんは会社を辞めてフリーランスとなり、それから会社を興された経歴の持ち主ですので、フリーランスで仕事をする時の時間の管理の仕方など、日頃から個人的な課題になっていることについて質問しました。
また面識のない編集部へのアプローチ方法(営業方法)、媒体選定の仕方、あるいはプレスリリース用のネタ探しのコツなど、本で読んで知ったような気になっていた情報も実際に現場で活躍する方から聞くといちいち腑に落ちるというか、ためになる情報ばかりでした。
最後に事務所に戻って、ハンコ屋さんのサイトを見ながらアドバイスをもらい、また具体的なネタのヒントなどについてお話しし、今回の旅行は終了となりました。
仕事旅行:PR会社で働く旅
参加時間:10:00~16:00 参加費用18,000円。
あっという間の6時間でした。
参加費は18,000円で、これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれでしょうが、僕としては、内容とセミナー参加の費用との比較などを考えると、かなりリーズナブルな値段設定であるように思います。
総じて、満足度の高い充実した一日となりました。
佐藤さん、本日はありがとうございました!
最後にリンクを紹介。
仕事旅行への参加はとても簡単で、ネットから申し込みをし、日程調整してもらい、お金を振り込めば完了です。基本的に普通のツアーに参加するのと変わりはありません。
ただこれはあくまで仕事旅行で、仕事に役立てるためのセミナー的な位置づけですので、参加当日までに簡単な準備、用意をしました。
【用意したもの】
1、落語会とハンコ屋のそれぞれのプレスリリース。
これは仕事旅行プログラムの中にリリース作成体験や添削があると記載されていたので、実際にこれまで作ったリリースを少し手直しして用意しました。
2、落語会の資料。
講師の方に僕のやっていることを分かりやすく伝えられるよう資料を用意しました。といっても単なる落語会のチラシです。
3、ハンコ屋の資料。
ハンコ屋の説明資料です。ショップ立ち上げの際に女性誌や新聞など色々な媒体にリリースを送り、コンタクトを取って、実際に会うことができた時のためにやや詳しい資料を作っていたのですが、ほとんど使う機会はありませんでした。これを少しだけ手直ししました。
4、実際のハンコのサンプル。
まあ準備と言ってもほとんどが既にあるものをプリントアウトしただけなのですが、この中で4番の実際のハンコ、これを当日に持っていくのを忘れるという痛恨のミスを犯しました。
さてさて。
仕事旅行の集合時間は朝10時。
集合場所は、今回仕事を体験させていただくPR会社、ブリッジ株式会社のオフィスです。
場所は中目黒で、もう見るからにお洒落な感じの通りを歩いたところにあるお洒落な感じのオフィスでした。
でも写真を撮っていないので、残念ながらそのお洒落感をお伝えすることができません。
代りにネットで拾ったお洒落なシカゴのジャズクラブの画像を張り付けておきます。
講師となるのは佐藤美惠さん。
女性でPR担当ということで、怖いというか若干シガニー・ウィーバー的なイメージを思い浮かべていたのですが、全然そんなことはなくて、非常に雰囲気の柔らかい、丁寧な方でした。
佐藤さんの写真も撮っていないので、実際の様子は後で仕事旅行社か株式会社ブリッジのHPで確認していただくとして、ここでは一応シガニー・ウィーバーの画像を張っておきます。
さあ、そしてここからが実際の仕事旅行のプログラム内容の説明になります!
仕事旅行とは一体どんなことをするのか!?
それはまた次回。
続きは→仕事旅行に行ってきました③
本日は仕事旅行に参加してきました。
「仕事旅行ってなんだ? 仕事なの? 旅行なの?」と疑問を持たれる方も多いと思いますのでご説明いたしますと、仕事旅行というのは仕事を体験する、言わば大人のための職場体験ツアーです。
ちなみにツアーと言っても日帰りで、現地に集合/解散です。
僕が参加したのは「PR会社で働く旅」。
そもそもなぜ僕がこのたびに参加したのか、そのあたりから簡単に説明しますと…。
僕は昨年の12月末で5年半勤めていた会社を退職いたしまして、いまはフリーランスの立場です。
フリーランスとして何をしているかと言いますと、ひとつは落語会のプロデューサー。
プロの落語家さんが出演する落語会を、いままで年4回ペースだったのを、これからもう少し増やして開催していこうとしているところです。
ただ、落語会はお金を稼ぐためのものではありません。
むしろ赤字になることが多くて、まあ趣味の延長線上ですが、お客様からお金をいただいて行っていることなので、気持ちとしては仕事と同じように気合を入れています。
ちなみに落語会は落語天という屋号で開催しています。
それともうひとつは、ハンコ屋さんです。「個性まるだしハンコ おすもん」というのがその名前で、これはネットショップで、認め印を販売しています。
ただのハンコではなく、オリジナルのイラストが入った可愛い認め印で、これはきちんと仕事として、利益を出すために運営しています。でもまだ始めたばかりなので、初期投資を回収して収益を出すところにまでは至っていません。
落語会とハンコ屋、両方とも僕はとても良い企画、商品だと思っていますので、自信を持っておススメしたい、知名度を上げてお客さんにたくさん来てもらいたい、と常々考えているわけです。
お客様に知ってもらうために、主にネット上に広告を出したりしています。あるいはフェイスブックやツイッターで告知したり。
予算が限られているのであまり大々的にではありませんが、それでもそういった広告や、SNSから落語会やハンコ屋のことを知って来てくださるお客様もいらっしゃいます。
ありがたいことです。
それで、もっとお客様に知ってもらうために、PRに力を入れなくてはいけないというのが個人的な懸案事項になっていまして、なにせ資金もない、人手もない個人事業ですから、何かやるとしたら自分でやるか、あるいはやらないか、という二択しかないわけです。
PRに関しては基礎的な知識は持っていますが、専門的に業務を担当したことがないので、まあいろいろ本を読んだりとか、プレスリリースを色んな媒体に送ったりとか、編集部に電話をしてコンタクトを試みたりとか、やってはみたのですがあまり成果が得られず、どうしたら良いかなと思っていたところにたまたまこの仕事旅行の情報をネット上で見つけたのです。
もう少し実践的な知識を身に着けるために広報に関する有料セミナーに参加しようかと考えていたところなので、これは渡りに船、早速参加してみようと、応募することにしました。
ちょっとマクラが長くなってしまいましたが、実際の体験談は次回に。
続きは→仕事旅行に行ってきました②
今日はちょっと面白い顔付けの会に行ってきました。
「やみ鍋の会」@スタジオフォー。
月亭方正 鼻ねじ
古今亭文菊 転宅
三遊亭こうもり 堪忍袋
桂宮治 お見立て
この顔付けがどう面白いかというと、月亭方正と三遊亭こうもりというタレントから落語家へと転身した二人に対し、古今亭文菊、桂宮治というNHK新人演芸大賞受賞組、言わば落語界のエリートの二人という組み合わせが、なかなかの聴きどころであるなあと思ったわけです。
思ったわけですが、実際に聴いてみると、タレント出身だとか抜擢真打だとかそういうことは特に関係なく、全体的にとても楽しい会でした。
当然のことではありますが、われわれ観客にとっては噺を聴いている時間が楽しいかどうかだけが問題であって、演者さんの経歴そのものは全然関係ないわけです。
ところがところが。
落語に関する大きな間違いの一つとして、経歴の先入観によって落語を判断するような聴き方をする人が結構あるのです。
何よりもまずここで言いたいのは、落語通ぶった人たちがよく、「テレビに出ている落語家の噺はセコい」ということを言いたがるのですが、これははっきりと間違いだということです。
テレビに出ている落語家というのは、具体的には笑点のレギュラーメンバー、あるいは春風亭小朝、柳家花緑、林家正蔵といった師匠方ですが、寄席や落語会できちんとこういう方々の噺を聞いてみれば、いかに彼らが観客を楽しませるテクニックに富んでいるかが分かるはずです。
月亭方正さんもタレントとしての知名度が高いため、また落語家としてはキャリアが浅いため、よく聴きもしないでまずい噺家だと評価する声が特にネット上ではよく見受けられますが、実際に聴いてみれば決してそんなことはありません。
東京ではめったに聴けない「鼻ねじ」という珍しいネタを(先月のNHKラジオ深夜便で笑福亭生喬師匠の音源を放送していました)、楽しく賑やかに、かつ余計な入れ事なしにストレートに演じていて、上方落語らしい楽しさを十分に味あわせてくれました。
さらにその後に上がった文菊師匠がいかにも江戸前のさらっとした「転宅」。
泥棒が嫌らしさなく間抜けで愛すべきキャラクターで、惚れ惚れするような高座でした。
トリは宮治さん、いま一番勢いのある若手のひとり、例えて言うなら重い荷物を軽々と持ち上げて、文句も言わずにせっせせっせと運んでいくような高座でした。
さらに特筆すべきは、打ち上げに参加したところ、宮治さんの座持ちの良さが尋常ではなかったことです。
漫画に出てくる芸人さんのような芸人さんぶりで、もしかしたらこの人の面白さは寄席の高座には収まりきらないのかもしれない、と思いました。
今回は三遊亭天どんさんについて書きたいと思います。
というのは、昨日の早朝寄席で天どんさんの「木乃伊取り」を聴いて、これがすごく良かったんですね。天どんさんはいま非常に勢いがあるな、と感じました。
そこで今回は天どんさんの良さについて書いていきます。
とは言うものの、僕は決して天どんさんの良い聴き手ではありません。
良い聴き手ではない、というのは彼を定期的に追っかけて聴いているわけではない、という意味なんですが。
手元の記録を調べてみると、この前に天どんさんを聴いたのは2月の「どんつきの会」(三遊亭萬橘師との二人会)で、その前は昨年12月の「さいたま落語亭」、その前が10月の「上石神井落語会」。
せいぜい二か月に一回くらいしか聴いていないんですね。
ただ、天どんさんの最近の良さについてあちこちで噂は聞いていました。
独演会で「双蝶々」を通しでやって、それが良かったという話を知り合いの天どんさんのファンの方から聞いていて、この会の良さについては今月の東京かわら版でもレビューが掲載されています。
僕が初めて天どんさんを聴いたのはそんなに前のことではありません。
5年くらい前に明大前で行われていた会で「富久」を聴いたのが初めてだと思います。
天どんさんは新作落語の俊英ですが、僕は彼単独の会を選んで聴きに行くことがなかったため、しばらくは大工調べ、五人廻し、ろくろっ首、不動坊、引っ越しの夢など古典にばかり当たり、彼の新作を聴く機会がありませんでした。
それからようやく聴くことのできた新作は「いたちの留吉」という噺で、すっかり時代に取り残された元極道を描いたもので、後で知ったのですが、これは天どんさんの師匠である円丈師匠の作でした。
その後いろいろあって、僕が担当していた「いーふろん亭」というネット落語番組に何度か出演していただきました。リスナーから新作落語も放送してほしいという要望が多く集まり、それならばぜひ天どんさんにお願いしようと思ったのです。
天どんさんのスタイルの面白さは、噺そのもののモチーフが現代的であるということはもちろんなのですが、演じながら逐一内容を自分にフィードバックさせていくところだと思います。
アドリブというのではなくて、思いついたことを結構ポンポンと喋りながら話を展開させていく。時代を切り取っているのと同時に、瞬間を切り取っている。噺の内容に関して、オレはこう思うけど、皆さんはどう思う、と聴き手に問いかけるように会場を巻き込んでしまう。
そこが天どんさんの落語の醍醐味で、また評価の分かれるところであるとも思います。
昨年、ある落語会で天どんさんの「品川心中」を聴く機会があって、それは大変素晴らしいものでした。
天どんさんのスタイルと噺がマッチして、とても新しいと感じました。
それを彼に言うと、品川心中は大ネタなのでみんな気負ってしまうけど、(辰巳の)辻占が長くなったもんだと思えばいいんですよ、と決して衒うことなく言ったのが印象に残っています。天どんさんらしいなと思いました。
つまり大ネタであろうとなかろうと、彼がそこから取り出して聴き手に届けようとしているエッセンスは変わりがないということだと思います。
それで、話は戻りますが、昨日聴いた「木乃伊取り」。
これは決して会場を爆笑の渦に巻き込むという感じではなかったのですが、ゆっくりゆっくりと重いローラーを転がしながら会場を笑いで地ならししていくように、自分のペースでお客さんを惹きけていきました。
それもただ均一にならしていくのではなく、ところどころピンポイントでくすぐりを打ち込んでいく。彼の技量の凄さを感じました。
天どんさん、秋の真打昇進を前に確実に勢いを増しているようです。
間違いなく今聴くべき若手噺家さんの一人ですね。
「いーふろん亭」出演当時の天どんさん。
右は入船亭遊一さん、うしろ姿は春風亭ぴっかりさん(当時ぽっぽ)。
↓↓↓よろしくお願いします!↓↓↓
柳家小太郎・小んぶ二人会@新宿ミュージックテイト。
さん喬門下の精鋭二人の会に行ってきました。今回が二回目。
柳家小んぶ ちりとてちん
柳家小太郎 夢八
柳家小太郎 粗忽長屋
柳家小んぶ 心眼
ここ最近、小んぶさんに注目しています。もっとたくさん会をやってほしいなあ。
小んぶさんは体が大きく、声が良くて、非常に心地の良いリズムで噺を進めます。
体も大きいですが、芸も大柄な快活さを感じさせます。
これまでは噺に入るときの「エー」が多いのがやや気になっていたですが、今日はそんなこともなく非常に楽しく聴けました。
ただ、ちりとてちんのような噺はもう少し仕草を丁寧にやればいいのになあ、とそこが残念でした。
小太郎さんの「夢八」、僕はNHK落語名人選に入っている桂小南師匠の録音で聴いたことがあるだけで、生で聴くのは初めて、江戸弁バージョンで聴くのも初めてでした。
こういうあまり聴けないような噺に果敢に挑戦する姿は頼もしいですね。
次回も楽しみにしています。
↓↓↓よろしくお願いします!↓↓↓
本会は終了いたしました。沢山のご来場ありがとうございました。
このたび、新しい落語会をスタートさせる運びとなりました。
その名も「ぴっかり☆実験室」、春風亭ぴっかりさんの勉強会です。
人気のぴっかりさんがトーク(漫談)、大ネタ小ネタ取り混ぜて
大奮闘いたします。
さらにゲストには隅田川馬石師匠をお招きいたします。
「ぴっかり☆実験室」 春風亭ぴっかり勉強会
日時:2013年5月18日(土) 開場12:30 開演13:00
会場:お江戸両国亭
(※総武線「両国駅」、大江戸線「両国駅」徒歩5分)
木戸銭:当日2,500円
出演:春風亭ぴっかり
ゲスト:隅田川馬石
お問い合わせ
メール:rakugoten@yahoo.co.jp
どうぞよろしくお願い申し上げます!