第三回「龍玉部屋」 ご来場ありがとうございました
土曜日は第三回「龍玉部屋」にたくさんのお運びをいただき、誠にありがとうございます。
今回は告知を始めるのが遅れてしまい、集客にやや不安があったのですが、当日のお客様にもたくさんご来場いただき、最終的には大入りとなりました。有難い限りです。
第三回「龍玉部屋」
親子酒 龍玉
影の人事部 粋歌
お仲入り
お初徳兵衛 龍玉
今回はゲストとして三遊亭粋歌さんが爆笑新作で花を添えてくださいました。
龍玉師匠は鉄板の親子酒を一席目に持ってきたあたりに、「お初徳兵衛」ネタおろしのプレッシャーがやや感じられます。
いつもは会のあいだ受付にいるので、きちんと噺を聴くことができないのですが、今回は高座の袖に立って「お初徳兵衛」を聴きました。
師匠は色白で上背があって様子が良いので、若旦那のキャラはとても似合っていると思います。
それもこの「お初徳兵衛」や「火事息子」の若旦那のような、半ば世の中を捨ててしまったような破れかぶれな風情が合っているのではないでしょうか。
また個人的には船宿の親方が素晴らしいと感じました。
この会のあと師匠は国立演芸場での花形演芸会にトリで出演し、「妾馬」を口演されました。
師匠の「妾馬」は、らくごカフェのような小さい会場から鈴本演芸場のような寄席までいろいろな会場で聴いていますが、今回がこれまでで一番客席を支配するような感じがありました。
ひとりでも多くのお客様に龍玉師匠の落語を聴いていただくことが「龍玉部屋」を開催する意義でして、幸いなことに毎回少しずつですがお客様が増えております。
龍玉師匠は来月初めて寄席でトリを取りますし、人気急上昇中です。
ファンの一人としてワクワクします。
今日らくごカフェに行って店長の青木さんとお話して分かったのですが、青木さんの紹介で漫画「どうらく息子」の欄外に会の告知を掲載していただいたようです。
当日のお客様が多かったのは、このおかげかもしれません。嬉しいなー。
読売新聞や朝日新聞の地方版でも告知を掲載していただき、それを見てきてくださったお客様もいらっしゃいました。
こうして会を開催できるのも多く方にお力添えのおかげです。
というか、本当の意味で会を主催しているのは聴きに来てくださるお客様一人一人であると考えています。
本当に皆さんありがとうございます。
次回は11月16日の開催です。
ぜひまたよろしくお願いいたします。