「ぴっかり☆実験室」ご来場ありがとうございました
昨日は第四回「ぴっかり☆実験室」にたくさんのお運びをいただき、ありがとうございました。
演目
小粒 ぴっかり☆
芝居の喧嘩 ぴっかり☆
お仲入り
匙加減 歌奴
お菊の皿 ぴっかり☆
今回もぴっかりさんは落語に効果音を入れるという実験ネタを披露。
さらに短めのネタを二席。
非常に密度の濃い、それでいて程よく力の抜けた楽しい高座です。
入念に音ネタのリハーサルをするぴっかりさん
仲入りを挟んで三遊亭歌奴師匠が登場。
講談ネタの「人情匙加減」からの一席。
キッチリとしていて、それでいて聴く者の気持ちをふわっとさせてくる素晴らしい高座。
歌奴師匠とぴっかりさんとは、もちろん芸風は全く違うのですが、それぞれ三遊亭円歌師匠と春風亭小朝師匠という、空前の売れ方をした華やかな師匠からの薫陶をうけた感じ、どことなく晴れやかな雰囲気を漂わせているところが共通しているように思いました。
本寸法。歌奴師匠。
トリにはこれからの季節にピッタリの「お菊の皿」。
ぴっかりさんのお菊さんは態度が悪くても品が悪くならないところが良かったです。
残念なことにサゲ間際に表を街宣車がガーガーがなり立てながら通るというアクシデントが発生。
全く動じず、マイペースに明るく高座をつとめたぴっかりさんに芸人魂を感じました。
次回のぴっかり☆実験室は年末になる予定です。
どうぞ、変わらぬご贔屓をお願いいたします!
夜の公演のために楽屋入りしていた三遊亭小円朝師匠と。
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