龍玉怪談
昨日は日本橋の龍玉師匠の会で「豊志賀」を聴きました。
「豊志賀(豊志賀の死)」は、「真景累ヶ淵」という長い怪談噺の中の、比較的よく口演されている部分です。
龍玉師匠は去年の夏と今年の一月に真景累ヶ淵を通しでやっていますが、この通しは後半にウエイトを置いたバージョンであるため、豊志賀の部分はダイジェストで語られていました。
昨日は豊志賀の部分をたっぷりと丁寧にやり、特に主人公の新吉と豊志賀とのやり取りはふと心が寒くなるような迫真の高座でした。
この落語会「これどの龍玉」の会場はコレド室町にある新しい洒落た和室。
仲入りにはお茶が配られるなどとても心づかいの細やかな会で、真夏の怪談を堪能しました。
次回は12月に開催されるそうです。
なお来月21日に、この龍玉師匠による「真景累ヶ淵」が公演されます。
発端の「宗悦殺し」から「豊志賀の死」にいたるまでをたっぷり二時間聴けるそうです。おススメです。
また8月29日には第九回「龍玉部屋」を開催いたします。
こちらはシリアスな龍玉師匠とはまたひと味違ったネタおろしの会です。
ただいまご予約受付中です。どうぞお越しください!
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