落語天

本日は第十回「龍玉部屋」にたくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。
記念すべき十回目の龍玉部屋は、格別に凝った趣向はございませんが、いつも通り龍玉師匠がネタおろしに全力で挑戦し、ゲストとして女流講談師の一龍斎貞鏡さんが華を添えてくださいました。

本日の演目
猫の災難　　　龍玉
お民の度胸　　貞鏡
　お仲入り
鼠穴　　　　　　龍玉

ネタおろしの「猫の災難」は龍玉師匠お得意の酔態がいかんなく発揮され、今後強力な持ちネタの一つとなりそうな予感です。

貞鏡さんはお馴染み清水次郎長伝から「お民の度胸」。

気風の良さと可愛らしさとが同居するお民の魅力が華やかな語りに詰まっていました。

トリの一席は龍玉師匠十八番の「鼠穴」。

寒風吹きすさぶ真冬の闇と、そこに浮かび上がる大火事の炎との対比が目に浮かぶような鮮やかな高座でした。

おかげさまで本会も十回目を迎えることができました。
どうぞ今後ともご贔屓をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

【完売御礼】第十回「ザ・菊之丞」
※前売りチケット完売のため、当日券のご用意はございません。

4月30日（土）に古今亭菊之丞師匠の独演会、第十回「ザ・菊之丞」を開催いたします。

今回は菊之丞師匠が「大山詣り」を口演します。
江戸っ子たちの賑やかな大山詣りの風景を、自身も登山経験者である菊之丞師匠がどう描くか。
さわやかな初夏の高座をどうぞお楽しみください。

ゲストには柳家三三師匠をお迎えします。
若き古典落語の継承者ふたりの華やかな顔合わせ。
本寸法の落語の魅力を存分に味わえる会です。

出演：古今亭菊之丞（「大山詣り」ほか） ゲスト：柳家三三
日時：2016年4月30日（土）18時半開場、19時開演
場所：ムーブ町屋ホール
※東京都荒川区荒川7-50-9 センターまちや3F （会場地図）
木戸：2500円（前売）、3000円（当日）

本公演のチケットは完売いたしました。ありがとうございました。