第七回「ぴっかり☆実験室」のお知らせ
本公演は終了いたしました。沢山のご来場ありがとうございました。
出演:春風亭ぴっかり☆ ゲスト:金原亭馬治
年末のぴっかり☆も全力投球!
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本公演は終了いたしました。沢山のご来場ありがとうございました。
出演:春風亭ぴっかり☆ ゲスト:金原亭馬治
年末のぴっかり☆も全力投球!
昨日は第十一回「ザ・菊之丞」にご来場いただき、誠にありがとうございました。
古今亭菊之丞、入船亭扇辰という現代の落語界を代表する本寸法の名手の顔合わせ。
沢山の客様に「楽しかった」とお声掛けいただき、心より感謝を申し上げます。
演目
子ほめ 桃月庵はまぐり
品川心中 古今亭菊之丞
お仲入り
雪とん 入船亭扇辰
二番煎じ 古今亭菊之丞
開口一番は今回初登場の桃月庵はまぐりさん。白酒師匠のお弟子さんで、師匠譲りの明るい高座で会を盛り上げてくださいました。
菊之丞師匠一席目は「品川心中」。
先日NHKで放映された「落語 THE MOVIE」の「お見立て」同様に、花魁に翻弄される男の哀れが笑いを誘う一席です。
バカバカしさの中に師匠ならではの艶っぽさが詰まった一席でした。
お仲入りを挟んで扇辰師匠は「雪とん」。
扇辰師匠以外にあまりやり手のいない、言わば扇辰落語の十八番の演目です。
ラストの一面が銀世界となった早朝の江戸の町の情景が目に浮かぶように鮮やかで、ひと足早い冬の訪れを感じさせてくれる見事な高座でした。
最後はネタ出しの「二番煎じ」。
しんしんと冷え込む夜の街に響く夜回りの声と、番小屋での大人たちのいたずらっぽいやり取り。ところどころ挟み込まれる謡や都々逸の名調子。
生でしか味わえない落語の醍醐味が凝縮された、菊之丞師匠の真骨頂ともいえる一席でした。
次回の「ザ・菊之丞」は来年の四月を予定しています。
どうぞお楽しみに!
昨日は江戸版上方噺に沢山のご来場をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで盛会となりました。
江戸版上方噺 演目
秘伝書 歌奴
仔猫 文雀
お仲入り
太閤と曽呂利 文雀
胴乱の幸助 歌奴
「秘伝書」は明るく馬鹿馬鹿しい、いかにも上方落語という演目。
歌奴師匠が演じると短いながらも笑いが多く、会場が一気に寄席らしい雰囲気に包まれます。
「仔猫」は商家を舞台にした、ちょっと怪談ぽい味付けのある噺で、西鶴の「世間胸算用」に通ずるような群像喜劇です。文雀師匠の語り口は人々の日常の心の動きを細やかにあぶり出し、よく出来た短編小説のような味わいがありました。
仲入りを挟んで、文雀師匠の「太閤と曽呂利」。
豊臣秀吉のエピソードをちりばめた地噺ですが、師匠のユーモアのセンスがいかんなく発揮されていました。
そして歌奴師匠の「胴乱の幸助」。
噺自体はドタバタと言ってもいいような内容ですが、そこはやはり骨太の歌奴落語。
登場人物の可笑しさに愛らしさの奥行きがあり、ただ面白いだけではない、たっぷりとした深みと満足感のある一席でした。
歌奴・文雀二人会は今後も末長く開催していきたいと願っています。どうぞご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます!
当日券ございます。どうぞふらりとお立ち寄りください!
出 演:蜃気楼龍玉(「富久」ほか)、三遊亭天どん(「位牌屋」ほか)
おなじみとなりました、蜃気楼龍玉と三遊亭天どんが、それぞれの大師匠である金原亭馬生と三遊亭圓生の得意演目に挑戦する落語会です。
今回は龍玉が「富久」を、天どんが「位牌屋」を申し上げます。
いま最も注目される若手真打のふたりが、昭和の名人が遺した芸の継承に全力でチャレンジします。
どうぞお楽しみに!