龍玉部屋ご来場御礼
昨日はお暑いなか、十三回「龍玉部屋」にご来場いただき、ありがとうございました!
演目
もぐら泥 蜃気楼龍玉
音楽パフォーマンス のだゆき
お仲入り
妾馬 蜃気楼龍玉
一席目のもぐら泥は、昨年の龍玉部屋でネタ出しするも、残念ながら口演できなかった演目。今回は見事な完成度で場内は笑いの渦。
故・柳家喜多八師匠の得意ネタですが、喜多八師匠と長く二人会をやってきた龍玉師匠が、思い入れたっぷりに演じ、喜多八テイストと龍玉テイストが見事にマッチしました。
ゲストののだゆきさんは寄席でお馴染みの音楽パフォーマンス。
日本人離れした笑いのセンスと、卓越した演奏技術で、初めてのだゆきさんを聴くお客様も大笑いの高座となりました。
仲入りを挟んでトリの龍玉師匠の「妾馬」。
思えば、師匠が真打に昇進して、鈴本演芸場の初日のネタがこの妾馬でした。
あれから早七年。いまや長編噺・人情噺の龍玉として若手真打随一の存在となった師匠の妾馬は、笑いの中に、妹を思う兄の心を細やかに描き出し、龍玉落語の楽しさをしみじみと感じさせてくれる一席でした。
来月9月30日(土)には、三遊亭歌奴・桂文雀二人会「落語のヒント 」が開催されます。
ぜひ、こちらもよろしくお願いいたします!