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2017年9月30日 (土)

「落語のヒント!ご来場御礼」

本日は「落語のヒント!」にご来場いただき、ありがとうございました。  
おかげさまでとても楽しい会となりました。

落語の中に人生のヒントを探そうという趣旨の落語会で、初回のテーマは「苦しいときの神頼み」。ユニークな演目が並びました。

演目
子ほめ    三遊亭歌つを
初天神    三遊亭歌奴
佃祭     桂文雀
お仲入り
風の神送り 桂文雀
御神酒徳利 三遊亭歌奴
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本日の開口一番は、歌奴師匠のお弟子さんでまだ見習いの歌つをさん(高知県出身なのでカツオ)。
初高座でしたが、とても落ち着いた話しぶりで会場を盛り上げてくださいました。
1

続く歌奴師匠は得意ネタの「初天神」。
ポピュラーなネタですが、歌奴版では父親が子供と一緒に出かけることを本当は楽しんでいる感じが伝わってきます。

2

続いて文雀師匠の「佃祭」。
今回のテーマである「苦しいときの神頼み」に沿って選んだネタです。
後半の長屋のドタバタでの盛り上がりが素晴らしく、文雀落語の真骨頂である「玩具箱をひっくり返したような」笑いの連続でした。
3

仲入りをはさんで「風の神送り」は東京では珍しい演目。
こちらも長屋の人たちがガチャガチャ相談をするシーンなど、市井の人々の生活が目に浮かぶような高座でした。

トリは歌奴師匠で「御神酒徳利」。こちらも今回のテーマに沿った演目です。
主人公の善六さんがひたすらに好人物で、歌奴師匠の人柄そのままのようです。
長い演目ですが、朗らかに歌い上げるような楽しい高座で、会場が聴き惚れました。

こちらの会は年に一回のペースでこれからも続けていきたいと持っています。
ぜひこれからもご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。
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