6、そのほか

2019年5月13日 (月)

「龍玉部屋ご来場御礼」

第十七回「龍玉部屋」にたくさんのお運びをいただき、ありがとうございました。

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今回の演目
一、たらちね
一、鰻の幇間
お仲入り
一、鼠穴

ネタ出しでは「鰻の幇間」のほかに「猫の災難」も申し上げる予定でしたが、諸事情により「鼠穴」に変更となりました。
ネコからネズミへの模様替えです。

「鰻の幇間」は以前この会でネタおろしいて以来、久しぶりの口演ながら、後半の幇間のキレっぷりに場内が爆笑となりました。

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次回の落語会は来月開催の大師匠噺です。
ぜひこちらもたくさんのお運びをお待ちしています!

2018年12月23日 (日)

「大師匠噺」ご来場御礼

昨日は第十回「大師匠噺」にたくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。
ご予約で満席だったため、せっかく足を運んでいただいた当日券ご希望のお客様方に、お席をご用意できず誠に申し訳ございませんでした。

今回の演目
つる    三遊亭ごはんつぶ
文七元結 蜃気楼龍玉
お仲入り
芝浜    三遊亭天どん

12月上席にそれぞれ新宿末廣亭と池袋演芸場で主任を務めた龍玉師匠と天どん師匠。
お二人の人気と実力が熱気と共にひしひし伝わる会となりました。

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仲良しの龍玉・天どん両師匠

2018年の落語天主催の落語会はこれを持ちまして全て終了です。
来年は2月9日開催の「ザ・菊之丞」よりスタートいたします。
前売りチケットはイープラス にて大好評発売中。ぜひお早めにお求めください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

2018年11月10日 (土)

「ぴっかり☆実験室」ご来場御礼

本日は「ぴっかり☆実験室 vol.11」にたくさんのお運びをいただき、誠にありがとうございました。

演目
宗論         春風亭ぴっかり☆
トーク         ぴっかり☆・馬るこ
お仲入り
糖質制限初天神  鈴々舎馬るこ
権助提灯      春風亭ぴっかり☆

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落語だけではなくトークの力を鍛えようと始まったこの会。
最近ぴっかり☆さんは文化放送でラジオのレギュラー番組を持ち、その力にますます磨きがかかっています。
一席目はラジオの話題を中心にお喋りしたのち、一門のお家芸ともいえる「宗論」。独自の工夫も入り、ひたすら馬鹿馬鹿しい高座。
さらにその後、ゲストの馬るこ師匠を高座に招いて、二人でのトーク。
ラジオに関する、ラジオでは絶対に言えない話題で盛り上がりました。

お仲入りを挟んでゲストの鈴々舎馬るこ師匠は「初天神」を大胆に改作した「糖質制限初天神」。
正気と狂気のあいだを爆笑が行き来するという、誰にも真似できない馬るこ落語の真骨頂でした。

ぴっかり☆さんの最後の演目は「権助提灯」。
オーソドックスに演じつつも、丁寧なディティールと権助の明るさで、悋気ものにありがちな嫌みが一切なく、彼女の確かなセンスと技術を感じさせます。
ぴっかり☆さんの、今まさに伸び盛りの勢いを感じる一席でした。

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次回落語天主催の会は12月22日の「大師匠噺」です。
ぜひこちらもよろしくお願い申し上げます!

2018年10月28日 (日)

「新作大全」ご来場御礼

昨日は「新作大全」にたくさんのお運びをいただき、誠にありがとうございました。

演目
からぬけ        三遊亭ごはんつぶ
肥辰一代記      三遊亭天どん
音楽パフォーマンス のだゆき
食い違い        三遊亭天どん
     お仲入り
牡丹灯籠        三遊亭天どん

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本会は三遊亭圓朝、三遊亭円丈、そして三遊亭天どんと三遊亭歴代の新作落語に挑戦することをテーマとしました。
そこに天どん師の弟子のごはんつぶさんが加わり、図らずも四代(?)に。

一席目は円丈作の「肥辰一代記」。
内容は非常にバカバカしくも、随所に火事息子や文七元結など古典落語のエッセンスを織り込み、巧みに虚構が組み立てられた噺です。
汚穢屋(おわいや)を描きながら、その物語はエレガントですらあります。
天どん師匠はこの噺を学生時代に聴き、大きな衝撃を受けたそうです。
師匠の演目としてこの一席を選んだあたりに、天どん師匠の物語観と師への敬愛が感じられました。

続いて登場したのはゲストののだゆきさん。いつもは立ちで演じることが多いですが、今回は座りでお目見え。短い時間ながら会場を大いに盛り上げてくれました。

二席目は天どん師匠自作の「食い違い」。日常に有りそうで無さそうなシチュエーションを持ち込みながら、笑いを加速させていく師匠得意の天どんワールド噺。人が増えていくたびに世界がどんどんヘンになっていく様に、落語という話芸でしか表現できないおかしさを詰め込んで、ここにも天どん師匠ならではの「新作落語とは何か」というコンセプトが存分に発揮されていました。

そして最後に圓朝作「牡丹灯籠」をたっぷり一時間を超える長講で。
圓朝物はすでに古典として広く認識されていますが、天どん師匠は登場人物の一人である伴蔵に焦点を当てて、彼の人生を中心に物語を再構成。
かつての新作を現代の新作として蘇らせる大胆な試みで、前半の爆笑新作とは打って変わって実に意欲的なドラマを聴かせてくれました。

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次回落語天主催の会は11月10日の「ぴっかり☆実験室」です。
ぜひこちらもよろしくお願い申し上げます!

2018年9月 1日 (土)

「落語のヒント!」ご来場御礼

本日は第二回「落語のヒント!」にたくさんのお運びをいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで盛会となりました。

本日の演目
初天神      三遊亭歌つを
里帰り       桂文雀
淀五郎      三遊亭歌奴
お仲入り
宗論        三遊亭歌奴
唐茄子屋政談  桂文雀
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今回のテーマは「良薬は口に苦し」で、それぞれお小言や説教の出てくる噺が並びました。
文雀師匠は新作
「里帰り」で、客席を一気に笑いの世界へ。
続く歌奴師匠の「淀五郎」は、団蔵といい仲蔵といい人物の懐の深さがそのまま高座に現れたかのよう。歌奴落語の柄の大きさが噺にぴったりとマッチした圧巻の一席。じっくりと聴かせてくれました。
お仲入りを挟んで歌奴師匠が「宗論」の明るい馬鹿馬鹿しさで会場を沸かします。
トリは文雀師匠の「唐茄子屋政談」。文雀師匠の細やかな持ち味が余すところなく発揮され、特に若旦那と叔父さんの対比が素晴らしかったです。お客様がぐんぐん引き込まれて聴いてくださいました。

次回落語天主催の会は9月15日の「龍玉部屋」です。
ぜひこちらもよろしくお願い申し上げます!

2018年8月19日 (日)

第十五回「ザ・菊之丞」ご来場御礼

昨夜は第十五回「ザ・菊之丞」にたくさんのお運びをいただき、誠にありがとうございました。

今回の演目
たらちね    古今亭まめ菊
お見立て    古今亭菊之丞
お仲入り
加賀の千代  柳家三三
豊志賀の死  古今亭菊之丞

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今年四月から楽屋入りして前座さんとなったまめ菊さん。
菊之丞師匠ファンの皆様にはおなじみ。

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昼間の福岡の会から駆けつけてくださった三三師匠。
真夏に大晦日の噺で、会場を一気に三三ワールドに引き込みます。

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菊之丞師匠は十八番の「お見立て」と、今夏はとっておきという「豊志賀の死」の二席。
笑いと恐怖、悲しみと美しさのあいだを自由に往来する圧巻の高座でした。

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おまけ。なんだか全く不明なポーズの二人。

ご来場の皆様、誠にありがとうございました!

2018年6月24日 (日)

第九回「大師匠噺」ご来場御礼

昨日は第九回「大師匠噺」にたくさんのお運びをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで盛会となりました。

演目
転失気    三遊亭ごはんつぶ
ざるや    隅田川馬石
寝床     三遊亭天どん
お仲入り
よかちょろ  三遊亭天どん
笠碁     隅田川馬石

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開口一番は天どん師匠のお弟子さん、ごはんつぶさん。
つい先日名前が決定いたしました。

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一席目は、レギュラー出演者の蜃気楼龍玉師匠に代わってご出演いただいた馬石師匠。
軽妙なマクラから得意ネタの「ざるや」を軽快に。

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二席目は天どん師匠の寝床。
完全な天どんワールドです。隠居の自由さがすごい!

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お仲入りを挟んで、天どん師匠は「よかちょろ」、場内爆笑です。
そしてトリは馬石師匠の十八番である「笠碁」。
馬石師匠の高座は自在の一言に尽きます。自在でした。

次回落語天主催の落語会は、8月18日(土)開催の「ザ・菊之丞」です。
沢山のお運びをお待ちしています!

2018年5月12日 (土)

「ぴっかり☆実験室」ご来場御礼

本日は「ぴっかり☆実験室」にご来場いただき、ありがとうございました!
いつものぴっかり☆ファンの皆さんはもちろん、ゲストの鬼丸師匠のお客様にも沢山お運びいただき、おかげさまで盛会となりました。

演目
表彰状  春風亭ぴっかり☆
お仲入り
家見舞  三遊亭鬼丸
お見立て 春風亭ぴっかり☆

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フリートーク力を培うことを目標に始まったこの会、今回も女芸人にまつわる話題アレコレで会場を沸かせます。
一席目の演目は新作落語の「表彰状」。
理不尽な状況にどんどんはまっていく主人公をケレン味なく演じて爽やかな高座でした。

ゲストの鬼丸師匠は、普段のラジオでは聴けない危険トークで客席を爆笑の渦に包んでからの「家見舞」。
スターならではの華のある、さすがの一席でした。

トリは堂々の「お見立て」。
女性の落語家が演じる廓噺は、ともすれば生々しくなりすぎる傾向がありますが、ぴっかり☆さんは人物の造形をスッキリとデザインして、明るさと可笑しさの印象だけが立ち上がる見事な一席となっていました。

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ぴっかり☆さん

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鬼丸師匠

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ご来場ありがとうございました!

さてさて次回落語天主催の落語会は、6月23日(土)開催の「大師匠噺」です。
沢山のお運びをお待ちしています!

2018年3月25日 (日)

龍玉部屋ご来場御礼

昨日は「龍玉部屋」にご来場いただき、ありがとうございました!
団体の客様にもご予約いただき、おかげさまで盛会となりました。

演目
お化け長屋  蜃気楼龍玉
徂徠豆腐   神田春陽
お仲入り
子別れ     蜃気楼龍玉

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一席目は「ネタおろしなので早く演らないと忘れる」と言い訳しながらの「お化け長屋」。
人物の描き分けから語り口の隅々にまで、龍玉落語の自在さを感じさせてくれました。

続いてゲストの神田春陽先生の「徂徠豆腐」。
温かみと剽味の入り混じった独特のスタイルに、満場の客席が爆笑となりました。
講談を初めて聞くというお客様も多く、きっと新しい話芸の魅力を知っていただけたと思います。

トリは得意ネタの「子別れ」の下。
笑いから一転、場内をしんみりと感動させる見事な手腕。
特におかみさんの表情が素晴らしかったと思います。
つねに進化を遂げる龍玉師匠の高座を、どうぞこれからもお楽しみに。

さてさて次回落語天主催の落語会は、5月12日(土)開催の「ぴっかり☆実験室」です。
沢山のお運びをお待ちしています!

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2018年2月18日 (日)

第十四回「ザ・菊之丞」ご来場御礼

このたびは第十四回「ザ・菊之丞」に沢山のお運びをいただき、ありがとうございました。

演目
初天神   古今亭まめ菊
夢金    古今亭菊之丞
お仲入り
千早ふる  古今亭文菊
文七元結 古今亭菊之丞

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菊之丞師匠は冬の大ネタ二題。
底冷えする冬の寒さをぐいぐいドライブしていく、圧巻の高座でした。

一方、ゲストの文菊師匠は自在な軽みが印象的。
兄弟子との対比が非常に鮮やかでした。

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次回は八月の開催を予定しています。
またのご来場をお待ちしています!

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